「2025年決定版」BDMVを再生する4つの方法|Windows/Mac対応
最近、知り合いから「手持ちのBDMVフォルダが再生できなくて困ってる」と言われました。ブルーレイをパソコンで再生しようとして、BDMVファイルが開けない・映像が映らないといったトラブルに直面した方も多いのではないでしょうか。BDMVはブルーレイ特有の構造で、一般的な再生ソフトでは対応していないことがほとんどです。この記事では、BDMVとは何か、再生できない原因、そしてWindows・Macで使えるBDMV再生ソフトと再生方法を4つにまとめてご紹介します。初心者でも簡単に使える方法ばかりなので、安心して参考にしてください。

目次
BDMVとは?
BDMVとは、「Blu-ray Disc Movie」の略で、ブルーレイディスクに収録されている映像やメニューなどのデータを管理するフォルダ構造のことです。市販のブルーレイ映画や映像作品で一般的に使われており、映像ファイル(.m2ts)や再生順を管理するプレイリスト、字幕、音声、多言語対応のメニューなど、さまざまなデータが含まれています。
このBDMVフォルダは、通常の動画ファイルとは異なり、特別な形式で構成されているため、一般的なメディアプレーヤーでは正しく再生できないことがあります。ブルーレイ再生に対応した専用のソフトを使う必要があるのはそのためです。
なお、BDMVとよく似た形式に「BDAV」があります。BDAVとBDMVの違いは主に用途と構造にあり、BDAVは家庭用ブルーレイレコーダーで録画した映像を保存するためのシンプルな形式です。一方、BDMVは市販のブルーレイソフトや映画ディスクなどに使われ、メニュー、チャプター、字幕、複数音声など多機能な構成を持っているのが特徴です。つまり、BDAVは録画向け、BDMVは商用・再生向けという違いがあります。
BDMVが再生できない主な原因
1、再生ソフトがBDMV形式に対応していない:Windows標準のメディアプレーヤーやMacのQuickTimeなどでは、BDMVフォルダや.m2tsファイルを正しく再生できません。BDMVに対応したブルーレイ再生ソフトを使う必要があります。
2、ブルーレイドライブが接続されていない:ブルーレイディスクを読み取るには、Blu-ray対応の外付けドライブが必要です。DVD専用ドライブではBDMVを含むブルーレイディスクを再生できません。
3、コピーガードにより再生がブロックされている:市販のブルーレイにはAACSやBD+などのコピーガードが施されており、これに対応していないソフトではBDMVファイルの再生ができません。
4、Macはブルーレイ再生に標準対応していない:Macでは、OS標準のアプリではブルーレイを認識できず、BDMVファイルも再生できません。外付けブルーレイドライブと、Mac対応の再生ソフトを併用する必要があります。
BDMV再生ソフト1、4Videosoft ブルーレイプレーヤー
4Videosoft ブルーレイプレーヤーは、BDMVとBDAVの両方に対応したブルーレイ再生ソフトです。市販のBlu-rayディスクも、家庭用レコーダーで録画したBDも、簡単に再生できます。
再生画質は最大4K Ultra HDに対応しています。映像がくっきり鮮明で、美しい画質をそのまま楽しめます。音声もDTS-HDやDolby TrueHDに対応しており、迫力ある高音質が魅力です。
対応形式も豊富で、ISOファイル、BDMVフォルダ、STREAMフォルダ、MP4、MKV、AVI、DVDなど、さまざまな動画ファイルを再生できます。
また、Windows 10/11と最新のmacOSにも対応しています。操作はシンプルで、初心者でもすぐ使えます。再生できない、音が出ないといったトラブルもありません。
BDMVを高画質・高音質で再生したいなら、このソフトが最適です。
使いやすさ | ★★★★★ |
対応OS | Windows 11/10/8.1/8/7 macOS X 10.9 或いはそれ以上 (macOS Tahoe 26を含む) |
対応形式 | BD(BDMV、BDAV)、DVDディスク、DVDフォルダ、IFOファイル、ISOファイル、Video-tsファイル、MP4、WMV、MOV、MKV、MP3、OGG、WAV、WMAなど |
価格 | 無料版と有料版両方あり |
メリット
- BDMV・BDAVの両方に対応
- 4K Ultra HD / 1080p / 1080iの高画質再生に対応
- DTS‑HD・Dolby TrueHDなどのロスレス音質に対応
- チャプター選択、オーディオ・字幕トラック切替、音声チャンネル選択など多機能な再生操作に対応
- Blu-rayだけでなく、MP4、MKV、AVI、MOV、WMV、MTS、MXFなど、主要フォーマットを幅広くサポート
- お気に入りのシーンをワンクリックで画像キャプチャして保存でき
- Blu-rayや動画のプレイリストを作成でき、次回も手軽に再生でき
- Windows・Mac両方に対応
- 操作が簡単で初心者でき使いやすい
- 軽量ソフトで動作が快適
- 再生安定性が高い
- コピーガード付きBlu-rayにも対応
4Videosoft ブルーレイプレーヤーを使ってBDMVを再生する方法
下記の操作手順に従い、BDMVの再生方法を一緒に勉強しましょう。
ステップ1: BDMV再生ソフトを無料ダウンロード
まずは、下の「ダウンロード」ボタンをクリックして、BDMV再生ソフトを無料でダウンロードし、お使いのパソコンにインストールしてください。
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ステップ2: BDMVを選択
ブルーレイディスクをパソコンのドライブに挿入した後、ソフトを起動してください。インターフェース画面の「ディスクを開く」をクリックし、パソコン内のブルーレイドライブを選択します。すると、ディスク内のBDMVフォルダが自動的に認識され、簡単にロードできます。

ステップ3: BDMVを再生
BDMVをロードして数秒後にナビゲーションパネルが表示されます。再生画面では、映像本編の再生、チャプター選択、音声・字幕の切り替え、その他のタイトルなどが操作可能です。必要に応じて、任意の字幕や音声トラックを選択して再生できます。チャプターごとやタイトルごとの再生も対応しており、とても便利です。

ステップ4: 再生画面の表示モードを変更
インターフェース上部のメニューバーから「ビデオ」タブをクリックし、表示されるドロップダウンリストから再生画面の表示モードを選択できます。たとえば、「全画面表示」「通常サイズ」「2倍サイズ」など、お好みに応じて切り替え可能です。

このBDMV再生ソフトでは、映像の再生・一時停止が簡単にできます。さらに、お気に入りのシーンは、インターフェース下部のカメラアイコンをクリックするだけで、すぐにスナップショットとして保存可能です。ぜひ今すぐダウンロードして、お手持ちのブルーレイ映像を快適に楽しんでください。
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BDMV再生ソフト2、VLCメディアプレーヤー
VLCメディアプレーヤーは、無料かつオープンソースのマルチメディアプレーヤーとして世界中で広く利用されています。Windows、Mac、Linuxなど複数のOSに対応し、多種多様な動画・音声フォーマットを再生可能です。
VLCはBDMVフォルダ内の映像ファイルを再生できますが、メニュー機能のサポートは限定的です。BDMVフォルダの「.m2ts」ファイルを直接開いて再生することは可能ですが、複雑なブルーレイメニューやコピーガードには対応していません。そのため、市販のコピーガード付きブルーレイの再生はできず、自作やコピーガードのないBDMVの再生に適しています。
使いやすさ | ★★★★ |
対応OS | Windows、Linux、Mac OS X、Unix、iOS、Android |
対応形式 | BD(BDMV、BDAV)、DVD、オーディオCD、VCD、MPEG-2、MPEG-4、H.264、MKV、WebM、WMV、MP3など |
価格 | 無料 |
メリット
- 無料で広告なし、完全に安全に使える
- 幅広い動画・音声フォーマット対応
- 軽量で動作が安定している
- Windows、Mac、Linux対応のマルチプラットフォーム
デメリット
- コピーガード付きのブルーレイ再生には非対応
- メニュー操作はほぼサポートされていない
- BDMVの一部機能が正常に動作しない場合がある
VLCメディアプレーヤーを使ってBDMVを再生する方法
ステップ1:ブルーレイディスクをパソコンのブルーレイドライブに挿入すると、自動的に「BDMV」フォルダが読み込まれます。または、ローカルに保存されているBDMVフォルダを使うことも可能です。
ステップ2:VLCを起動し、「メディア」>「ファイルを開く」を選択します。BDMVフォルダ内の「STREAM」フォルダを開き、その中にある拡張子「.m2ts」の動画ファイルを選択して再生します。

VLCメディアプレーヤーは、無料でBDMVフォルダの動画を再生したいユーザーにおすすめのソフトです。ただし、市販ブルーレイのコピーガード解除や高度なメニュー操作を必要とする場合は、4Videosoft ブルーレイプレーヤーなど専用のBDMV再生ソフトの利用を検討しましょう。
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BDMV再生ソフト3、PowerDVD
PowerDVDは、CyberLink社が提供する有料のメディアプレーヤーで、BDMVフォルダや市販ブルーレイディスクの再生に対応した数少ない高性能ソフトです。メニュー操作、チャプター選択、音声・字幕の切り替えなど、本格的なBlu-ray再生機能を備えており、高画質・高音質な映像体験が可能です。
一方で、価格は他のブルーレイ再生ソフトに比べて高めで、主にWindows向けに提供されているため、Macユーザーには対応していません。また、PCスペックによってはやや動作が重くなる点にも注意が必要です。
使いやすさ | ★★★ |
対応OS | Microsoft Windows 11、10(64ビットOSのみ) |
対応形式 | BD(BDMV、BDAV)、DVD、BD ISO、DVD ISO、MOV、MP4など |
価格 | 有料 |
メリット
- BDMVフォルダをメニュー付きで再生可能
- 市販のコピーガード付きBlu-ray対応
- 4K UHD、HDR、Dolby Visionなど高画質再生
- Windows 11/10対応
デメリット
- 価格が高め(PowerDVD 24 Ultraは11,180円)
- Windows専用。Macでは使用できない
- 動作がやや重く、スペックの低いPCでは負荷がかかる
- インストールが遅い
PowerDVDを使ってBDMVを再生する方法
ステップ1:PowerDVDをダウンロードしてインストールします。インストール後、ソフトを起動し、パソコンにBDMVフォルダまたはブルーレイディスクを用意します。
ステップ2:ブルーレイディスクを再生する場合は、PowerDVDの「ディスク」モードでドライブを選ぶと、自動的に再生が始まります。BDMVフォルダを再生する場合は、「PCモード」で「映画」タブから「フォルダを開く」を選び、BDMVフォルダを指定すれば、メニュー付きで再生が可能です。

BDMV再生ソフト4、MPC-BE
MPC-BE(Media Player Classic - Black Edition)は、軽量で高機能な無料動画再生ソフトで、オープンソースとして開発・提供されています。MPC-HC(Home Cinema)をベースに改良された後継版で、Windows向けに最適化されています。
MPC-BEは、BDMVフォルダ内の「STREAM」フォルダにある.m2tsファイルの直接再生に対応しています。ただし、VLCと同様にブルーレイのメニュー機能やコピーガードには非対応であるため、市販のBlu-rayディスク(保護付き)の再生や、メニュー付きのBDMV再生はできません。
使いやすさ | ★★ |
対応OS | Windows 7、8、8.1、10、11 32-bit/64-bit |
対応形式 | BD(BDMV、BDAV)、MP4、MKV、MPEG、WebM、MP3、AACなど |
価格 | 無料 |
メリット
- 無料で利用可能、広告なし
- 動作が非常に軽く、低スペックPCでも快適
- 多くの動画・音声フォーマットに対応
- 字幕や音声切り替えなど基本再生機能も充実
デメリット
- BDMVのメニュー表示・チャプター再生に非対応
- コピーガード付きBlu-rayは再生できない
- Windows専用(Macには非対応)
MPC-BEを使ってBDMVを再生する方法
ステップ1:MPC-BEを開き、「ファイル」→「ディレクトリを開く」を選択し、BDMVフォルダを選びます。これでSTREAMフォルダ内の.m2tsファイルが自動検出され、再生が可能になります。
ステップ2:読み込み後、最もサイズの大きい.m2tsファイル(通常は本編)を選んで再生します。再生開始後、音声や字幕の切り替えも可能です。

まとめ
この記事では、BDMV再生に使える代表的なソフトを紹介しました。VLCやMPC-BEは無料で使いやすいですが、ブルーレイのメニューやコピーガードには対応していません。PowerDVDは機能は優れていますが、値段が高くてWindowsだけの対応です。そうした不便さを感じるなら、4Videosoft ブルーレイプレーヤーを試してみてほしいです。コピーガード解除やメニュー再生もできて、操作もシンプルで使いやすいので、ストレスなくブルーレイを楽しめます。無料体験版があるので、まずは使ってみるのがおすすめです。
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